たまりば

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カイロ船長

2011年12月02日

唐突ですが問題です。

ホッカイロの“カイロ”を漢字でどう書くでしょうか?

答えは本文のラストに♪



それはともかく、こんばんは。

冷たい雨が降ったり寒くなりましたが
いかがお過ごしでしょうか。

僕はというと映画を観に行ったり、雨読モードでした。


地元・鶴川から2駅の新百合ヶ丘にある映画館で
“家族X”という映画です。

はっきり言って凄くダーク。

家庭に居場所が見いだせなくなった家族3人のストーリー。

専業主婦を演じる南果歩さんとサラリーマン夫の田口トモロヲさんが
表情を失ってゆくのを見るのが苦しくなりました。


12月の雨の日にはヘビーだったかなと思いつつ
スクリーンに入り込んでゆくひととき。

結局、確かな救いのある映画ではなかったものの、妙に心に残っています。


監督は同世代の新進気鋭。
他にも興味深い作品もあったので、機会があれば観たいと思いました。


帰りに古本屋で村上春樹さんの“神の子ども達はみな踊る”という短篇集を購入し読みました。

阪神大震災の後に書かれた作品です。
文章から感じる不安と温もりが今の自分にフィットします。

特に“蜂蜜パイ”という作品のラストは胸を打ちました。

今、読んでよかったと思います。



宮古から東京に戻っても、なんとなく宙ぶらりんな感じでした。

昨日、ボランティアで一緒だった仲間から
山田町で花壇に球根を植える作業をしたとメールをもらい
先週のことを思い出しました。


被災地の東北も厳しい冬を過ごすことになります。

どうか少しでもあたたかな気持ちでありますように
遠くから思うばかりです。



最後に“カイロ”の答えは“懐炉”でした。

この字を知らなかったのですが、なんかいいなと思います。
ポケットの中の暖炉みたいで。

根がケチ(笑)なのか、使い捨てってのに抵抗があって
ずっとカイロを使いませんでした。
eneloopみたいな、いつまでも暖かいカイロがあればいいなと思ってたくらいです。

宮古の写真洗浄のときに手にとった懐炉の温もり。

自分には、確かに感じられるものでした。


それでは、風邪など気をつけて。お元気で!




  • Posted by えだまめ at 21:53│Comments(2)
    この記事へのコメント
    宮古の写真洗浄のときに懐炉は手も心も温かかったですね。
    私もあれから宙ぶらりんな気分で、
    なんとな~く毎日が過ぎています。

    映画を見たり、本を読んだり、
    もう少し心を休めて、気持ちが整理できたら
    また、自分ができることを模索していきたいと思います!
    お互いがんばりましょ^^
    Posted by hiranomayumi at 2011年12月03日 14:01
    hiranomayumiさん、コメントありがとう!

    懐炉って小さくて地味だけどスゴいやつ(笑)
    温かかったですね~。


    宮古でのことを思いつつ、毎日は続いてゆきますね。

    心を休めることも、本を読んだりすることも
    模索することも、大切な時間と思っています。

    きっと次の行動にも繋がってるはず。


    お互いにがんばりましょうぞ(^^)
    Posted by えだまめ at 2011年12月03日 17:05
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      コメント(2)