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芋
2013年09月21日
“おおきなおおきなおいも”という絵本が好きだった。
保育園にあった唯一思い出せる絵本。
なぜ好きだったかはうまく思い出せないけど
赤紫の色みとか芋のダイナミックさがツボだったのだと思う。
ある日、兄が小学校の行事かなにかで芋掘りに行くときに
保育園児だった僕は泣きながら連れてってくれとせがんだものだった。
いま思うと、その頃は相当なお兄ちゃんっ子で
背中を追いかけてよく遊びにいった。
近所のドブ川をさかのぼったときの泥だらけの感触と
ツツジの花の蜜の意外なほどの甘さ。
鼻をいつもススってた兄の友達。
記憶の景色は既におぼろげだけど
きっと消えることはないのだろう。
懐かしさ、というよりもなぜか切なさを感じる。
芋みたいに素朴なものに、いつまでも憧れているのかも知れない。
保育園にあった唯一思い出せる絵本。
なぜ好きだったかはうまく思い出せないけど
赤紫の色みとか芋のダイナミックさがツボだったのだと思う。
ある日、兄が小学校の行事かなにかで芋掘りに行くときに
保育園児だった僕は泣きながら連れてってくれとせがんだものだった。
いま思うと、その頃は相当なお兄ちゃんっ子で
背中を追いかけてよく遊びにいった。
近所のドブ川をさかのぼったときの泥だらけの感触と
ツツジの花の蜜の意外なほどの甘さ。
鼻をいつもススってた兄の友達。
記憶の景色は既におぼろげだけど
きっと消えることはないのだろう。
懐かしさ、というよりもなぜか切なさを感じる。
芋みたいに素朴なものに、いつまでも憧れているのかも知れない。
タグ :芋
Posted by えだまめ at
20:49
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